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ムーセ旧居(2018ふるさと特派員撮影)

 1872年(明治5)に生野鉱山御雇外国人官舎(2号館)として建設され、鉱山技師のムーセの名をとり、通称「ムーセ旧居」と呼ばれる。1888年(明治21)に神子畑みこばた鉱山の開発とともに移設され、鉱山事務舎として利用された。その後、大正期には病院、1973年(昭和48)まで診療所、1983年(昭和58)まで健康相談所として利用されていた。ロニアン・スタイル(植民地様式)と呼ばれる特徴をもち、四方にベランダをめぐらせ、外壁の四隅に石を積み上げたように見せるコーナー・ストーン技法が使われている。2004年(平成16)に移設後の姿に再建し、現在は神子畑鉱山・選鉱場の資料館として親しまれている。

所在地 朝来市佐嚢1826-1
文化財指定 県指定重要文化財(建造物)
問い合わせ ムーセ旧居 TEL079-677-1717
関連サイト http://mikobata.com/
備考