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ほりはたいちごうふん
古墳時代後期の円墳。谷間地はさまじ峠の東側に分布する古墳群の中でも独立した立地で隔絶した規模をもつ。墳丘は、そのほとんどを盛土によって築造しており、直径約37m、高さ約5.0~7.4mを測る。墳丘の築造にあたっては、墳丘裾部とその内側2.5~3.2mの位置に列石を巡らせている。内部構造は両袖式の横穴式石室で、石室全長は11m、玄室は長さ4.7m、奥壁幅2.3m、高さは3.8mを測り、但馬で4番目の規模を誇る。石室の石材には付近で入手できる角礫凝灰岩かくれきぎょうかいがんが使用されている。発掘調査により、土師器はじきや須恵器すえきの他、鉄製の馬具や鏃やじりが確認されている。
古墳時代後期の円墳。谷間地峠の東側に分布する古墳群の中でも独立した立地で隔絶した規模をもつ。墳丘は、そのほとんどを盛土によって築造しており、直径約37m、高さ約5.0~7.4mを測る。墳丘の築造にあたっては、墳丘裾部とその内側2.5~3.2mの位置に列石を巡らせている。内部構造は両袖式の横穴式石室で、石室全長は11m、玄室は長さ4.7m、奥壁幅2.3m、高さは3.8mを測り、但馬で4番目の規模を誇る。石室の石材には付近で入手できる角礫凝灰岩が使用されている。発掘調査により、土師器や須恵器の他、鉄製の馬具や鏃が確認されている。