カテゴリー: # 伝統芸能 # 祭礼・儀式 # 香美町 # 香住エリア
みかわごんげんたいさい
三川権現大祭(2014ふるさと特派員撮影)
修験道しゅげんどうの開祖といわれる役行者えんのぎょうじゃが、675年(天武4)に蔵王ざおう権現を祀って開いたと伝えられる古霊場「三川山みかわさん」。この三川山のふもとにある三川権現社で行われる護摩供ごまくが「三川権現大祭」である。 「知恵の火で煩悩を焼く」という護摩供は、積み上げた護摩木に火をつけ、家内安全や無病息災などの願いを込めた小木を炎の中に投げ入れる、火を用いた祈願の方法。山伏によって、檜葉で覆われた護摩壇に点火されると、あたり一面はあっという間に白煙が立ち込める。この煙は体の悪いところにあてると、病気が平癒するご利益があるといわれる。
修験道の開祖といわれる役行者が、675年(天武4)に蔵王権現を祀って開いたと伝えられる古霊場「三川山」。この三川山のふもとにある三川権現社で行われる護摩供が「三川権現大祭」である。
「知恵の火で煩悩を焼く」という護摩供は、積み上げた護摩木に火をつけ、家内安全や無病息災などの願いを込めた小木を炎の中に投げ入れる、火を用いた祈願の方法。山伏によって、檜葉で覆われた護摩壇に点火されると、あたり一面はあっという間に白煙が立ち込める。この煙は体の悪いところにあてると、病気が平癒するご利益があるといわれる。