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加藤弘之生家(2019ふるさと特派員撮影)

 官界学界の多数の官職を歴任した政治学者。出石藩用人・加藤正照まさてるの長男として生まれる。江戸で佐久間さくま象山しょうざんや大木仲益(後の坪井つぼい為春いしゅん)らに入門し、兵学、儒学、洋学を学び、1860年(万延元)、幕府から蕃書調所ばんしょしらべしょ(東大の前身)教授手伝に採用される。ドイツ学を研究し、明治維新後は政府へ出仕。東京大学初代総理(長)を始め、官界・学界で活躍した。今も豊岡市出石町下谷しもたにに生家が残る。
 著書に「国体新論」などがあり、開明的民権思想は現在も高く評価されている。

所在地
文化財指定
問い合わせ
関連サイト https://www.city.toyooka.lg.jp/1019810/1019834/1019849/1002171.html
備考 豊岡市出石町生まれ
(1836〜1916)

(見学可能施設)
加藤弘之生家 TEL0796-52-4441
(日・祝のみ開館)