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はたはた
ハタハタ(2016ふるさと特派員撮影)
但馬では、底引き網漁業は古くから行われてきたが、1932年(昭和7)に県試験船による沿海州沖合漁場が発見されてから、さらに盛況となった。 漁場は京都府から山口県沖合まで広範囲にわたり、水深100〜500mの海底に網を入れて、松葉ガニ、カレイ類、ニギス、エビなどと一緒にハタハタも漁獲する。主に19〜95tの沖合底引き網漁船に7〜10人が乗り組み、9〜5月末頃まで、1航海あたり1〜5日間操業する。 体長20cmほどのハタハタは、水深250〜300mの深海底で砂や泥に潜って生息している。1年中底引きでとれるが、脂がのった冬が1番美味しいとされる。しかし、但馬ではその時期、カニ漁が最盛期であり、一般的に4月頃から市場に流通し始める。 体がぬるっとしていて敬遠されることも多いが、うろこがなく調理もしやすい。 白身でさっぱりとした肉質で、一夜干し、南蛮漬、唐揚げ、煮付けなどにして食べるが、新鮮なものは刺身にしても美味しい。
但馬では、底引き網漁業は古くから行われてきたが、1932年(昭和7)に県試験船による沿海州沖合漁場が発見されてから、さらに盛況となった。
漁場は京都府から山口県沖合まで広範囲にわたり、水深100〜500mの海底に網を入れて、松葉ガニ、カレイ類、ニギス、エビなどと一緒にハタハタも漁獲する。主に19〜95tの沖合底引き網漁船に7〜10人が乗り組み、9〜5月末頃まで、1航海あたり1〜5日間操業する。
体長20cmほどのハタハタは、水深250〜300mの深海底で砂や泥に潜って生息している。1年中底引きでとれるが、脂がのった冬が1番美味しいとされる。しかし、但馬ではその時期、カニ漁が最盛期であり、一般的に4月頃から市場に流通し始める。
体がぬるっとしていて敬遠されることも多いが、うろこがなく調理もしやすい。
白身でさっぱりとした肉質で、一夜干し、南蛮漬、唐揚げ、煮付けなどにして食べるが、新鮮なものは刺身にしても美味しい。