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豊岡鞄 KITTE丸の内店(2019ふるさと特派員撮影)

 豊岡では、江戸時代より発展していた杞柳きりゅう産業を基盤に、大正末期から昭和にかけてファイバーカバンが製造され始め、1935年(昭和10)頃には当地の主産業となった。
 近年では、2006年(平成18)に地域ブランド「豊岡鞄」が特許庁に認定され、概ね2カ月に1回開催される「豊岡鞄」認定審査会の厳しい審査基準に合格した商品のみが、「豊岡鞄」の商標をつけることができる。
 全国の百貨店でポップアップストアを展開し、2018年(平成30)9月、東京KITTE丸の内に「豊岡鞄」の専門店を開設したのをはじめ、直営店・フランチャイズを首都圏や関西圏で拡げている。
 2023年(令和5)3月には、台湾の百貨店でポップアップストアを展開するなど、海外販路への進出を目指す企業もある。このような取り組みにより、鞄の産地「豊岡」をさらに広めている。

所在地 豊岡市
文化財指定
問い合わせ 兵庫県鞄工業組合 TEL0796-23-7833
関連サイト https://www.artisan-atelier.net/
備考