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さかたるじんじゃ
酒垂神社(2020協会撮影)
酒垂神社・本殿(2020協会撮影)
酒弥豆男命さかみずおのみことと酒弥豆女命さかみずめのみことという酒の神を祀る。酒づくりの神社として、地元では「さかたるさん」と親しみを込めて呼ばれている。鞘さや堂を持つ本殿は2本の柱で一間をつくる一間社流造いっけんしゃながれづくりで、屋根は杮こけら葺ぶき。1438年(永享10)に斧始おのはじめ、1441年(嘉吉元)に立柱、1444年(文安元)に遷宮せんぐう。体裁を完備したのが、1449年(宝徳元)で、前後11年をかけて建てられたと伝えられている。中嶋神社と同じ宮大工の大伴久清の建造といわれ、規模は小さいものの複雑な構造をもち、細部には室町前中期の特色を色濃く残している。1969年(昭和44)には改築工事が行われた。境内の紅葉もみじは、紅葉の名所として知られる京都の高雄たかおから移植されたものである。
酒弥豆男命と酒弥豆女命という酒の神を祀る。酒づくりの神社として、地元では「さかたるさん」と親しみを込めて呼ばれている。鞘堂を持つ本殿は2本の柱で一間をつくる一間社流造で、屋根は杮葺き。1438年(永享10)に斧始め、1441年(嘉吉元)に立柱、1444年(文安元)に遷宮。体裁を完備したのが、1449年(宝徳元)で、前後11年をかけて建てられたと伝えられている。中嶋神社と同じ宮大工の大伴久清の建造といわれ、規模は小さいものの複雑な構造をもち、細部には室町前中期の特色を色濃く残している。1969年(昭和44)には改築工事が行われた。境内の紅葉は、紅葉の名所として知られる京都の高雄から移植されたものである。