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桑原神社(2020協会撮影)

桑原神社(2020協会撮影)

 祭神は保食神うけもちのかみ。9つの「行道面ぎょうどうめん」が神社に残る。もとは菩薩面10面、僧形面2面があったが、菩薩面3面は洪水により流失したとされる。1191年(建久2)8月15日、竹野浜にある鷹野たかの神社の祭礼舞楽の際に使用された面と言われる。
 現在の菩薩面は、3つに類型できる。1号面は繊細優美な藤原様式、2・3号面は頭に金具を付け、彫法は精巧、4〜7号面は顔の輪郭、眉、鼻、唇など表現は大まかで、鎌倉時代の特色を示している。
 また、僧形面2面も、喜びをユーモアたっぷりに表現した鎌倉期の作品。

所在地 豊岡市竹野町桑野本
文化財指定 県指定文化財 行道面(彫刻)
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