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隆国寺(2019ふるさと特派員撮影)

隆国寺ぼたん(2019ふるさと特派員撮影)

隆国寺ぼたん(2019ふるさと特派員撮影)

 山名やまな四天王のひとり楽々前ささのくま城主・垣屋かきや隆国の菩提寺として、1587年(天正15)阿瀬金山に建立。江戸時代に現在の地へ移されたとされる。本堂にある「孔雀の図」など36面の襖絵は、円山派と対峙した岸連山きしれんざん一門が描いたものである。
 また、1792年(寛政4)に再建された山門は、三たん(但馬たじま丹後たんご丹波たんば)随一と称され、楼上には釈尊、文殊、普賢の釈迦三尊像と十六羅漢像が祀られている。境内正面及び両側に配する石垣は、創建当時につくられたもので、神鍋溶岩を巧みに組み合わせ、重厚な構えをみせる。
 4月下旬〜5月上旬頃にはボタンの花が咲き乱れ、通称「ボタン寺」としても親しまれている。

所在地 豊岡市日高町荒川
文化財指定 県指定文化財(絵画)障壁画
問い合わせ (開花情報)隆国寺 TEL0796-44-0005
関連サイト http://ryukoku-ji.com/
備考