カテゴリー: # 古墳・遺跡 # 古墳 # 養父市 # 養父エリア
かんのんづかこふん
観音塚古墳(養父市提供)
古墳時代後期の円墳。墳丘はかなり変形していたが、1977年(昭和52)の発掘の際、長径27m、短径24m、高さ4mと計測された。墳丘の一部に11個の円筒埴輪が残っていた。 内部主体は竪穴系横口式石室であり、坏つき2、碧玉製管玉へきぎょくせいくだたま2、水晶製管玉5、ガラス製小玉こだま1、刀子とうす1、鍍金ときんのある馬具の破片、鉄鍬てつぞく6の他、不明鉄片などが出土し、市指定文化財となっている。埴輪列が発掘調査で確認された古墳としては、兵庫県で最北端の事例となる。
古墳時代後期の円墳。墳丘はかなり変形していたが、1977年(昭和52)の発掘の際、長径27m、短径24m、高さ4mと計測された。墳丘の一部に11個の円筒埴輪が残っていた。
内部主体は竪穴系横口式石室であり、坏2、碧玉製管玉2、水晶製管玉5、ガラス製小玉1、刀子1、鍍金のある馬具の破片、鉄鍬6の他、不明鉄片などが出土し、市指定文化財となっている。埴輪列が発掘調査で確認された古墳としては、兵庫県で最北端の事例となる。