カテゴリー: # 近代化遺産 # 近代化遺産(その他) # 豊岡市 # 豊岡エリア 

達徳会館(2020協会撮影)

達徳会館(2020協会撮影)

 豊岡尋常じんじょう中学校は1896年(明治29)、姫路尋常中学(現県立姫路西高等学校)に次いで兵庫県下で2番目に古い中学校として、神戸尋常中学校(現神戸高等学校)と同年に建てられた。1941年(昭和16)の校舎全面改築の時に、同窓会である達徳会が譲り受け、やや左側の現在地に正面を南に向けて移築された。それ以来、この建物は達徳会館と呼ばれるようになった。木造2階建て寄棟瓦葺きの建物で、外壁は下見板張り、胴蛇腹どうじゃばら軒蛇腹のきじゃばらを回し4隅にコーナーストーンを型取った板を張る表現をしている。玄関ポーチには4本の円柱が立ち、コンポジット様式を模した柱頭がついている。同じような建物としては氷上郡第一高等小学校(現在は大手会館)が残っている。

所在地 豊岡市京町
文化財指定 県指定重要文化財(建造物)
問い合わせ
関連サイト http://tattokukai.jp/
備考