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お走りまつり『川渡御』(2019ふるさと特派員撮影)

お走りまつり『川渡御』(2019ふるさと特派員撮影)

 「ハットウ、ヨコザァルカァ」とかけ声を掛け合いながら、養父神社から約20km離れたいつき神社を目指し、約150kgもある神輿を担いで練り歩く。特に養父市小城こじょうで大屋川を渡る「川渡御かわとぎょ」では、激流にもまれながら神輿を担ぐ男衆の勇壮さを一目みようと、多くの見物人が訪れる。途中、養父市三谷みたにの厳島神社で斎神社の神輿と合流し、同市建屋たきのやで一泊。翌日、斎神社に詣でた後、建屋で両神社の神輿が激しくぶつかりあう「練り合わせ」が行われ、帰路につく。
 「お走り祭り」の起源は不明であるが、その昔、但馬がまだ泥海であった頃、斎神社の彦狭知命ひこさしりのみことが豊岡市瀬戸せとを切り開くことで大地を創造し、養父神社の養父大明神が但馬五社を代表して、彦狭知命にお礼参りしたことが始まりとされている。

所在地 養父市養父市場 他
文化財指定
問い合わせ
関連サイト http://www.yabu-jinja.jp/xoops/
備考 4月中旬の土曜〜日曜日