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 疫病の蔓延や農作物の害虫に対する、厄除けの儀式として始まった火祭り行事。「湯村の火祭り」では、「ジ〜ロンボ、タ〜ロンボ、ム〜ギのナ〜カのク〜ロンボ」と言う囃し言葉とともに、子どもたちが無数の松明たいまつを弧を描くように打ち振り回す。驕慢な天狗の次郎坊・太郎坊と、麦が病気になった黒穂を焼き払うことで、悪い心をなくし、五穀豊穣と無病息災を祈願する。
 「愛宕の火祭り」と「万燈の火祭り」は一時中断したが、昭和50年代に復活。燃え上がる麦わらの束を、縄や竹で縛り付けて、勢いよく振り回す。火の粉を受けると、無病息災、家内安全、火の用心などの願いがかなうと言われている。

所在地 香美町香住区三谷
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備考 7月24日