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巡見使塚(新温泉町提供)

 新温泉町用土ようどにある江戸時代の巡見使・坂尾監物さかおけんもつの塚。徳川将軍家治の頃、巡見使・坂尾監物が用土で倒れ、この地に葬られたものを、後日、監物の息子が巡見使として用土を訪れた際、この塚を築いたとされる。この塚にまつわる話は、「用土情話」として残る。しかし、最近の研究では、坂尾氏の祖先は用土城の城主であり、江戸幕府の御家人として百俵5人扶持となり、子孫の巡見使・坂尾源左衛門げんざえもんが1789年(寛政元)に再建して、祀ったものと考えられている。

 

※巡見使とは将軍の代替わりに、地方の監察のために派遣された幕府の役人のこと。

所在地 新温泉町用土
文化財指定
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