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寿公園にある中江種三の像(2020協会撮影)

 明治の鉱山王。現在の豊岡市京町きょうまちの武家屋敷に生まれた。13歳の時、豊岡藩士・中江晨吉しんきちの養子になる。貨幣司(現在の造幣局)の仕事を経て、鉱山司に転じた後、独立自営の鉱業家として成功をおさめた。1906年(明治39)、「中江済学会」という育英基金を創設し、500万本の植樹と、人材育成が行われた。また、収益金の一部を町の奨学基金にという条件で、豊岡町上水道建設費を全額寄付。奨学金制度は現在も続けられている。豊岡市街地にある寿公園(通称ロータリー)には、種造の像が建てられ、毎年5月11日には水道まつりが行われている。

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備考 豊岡市京町生まれ
(1846〜1931)