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太田垣士郎翁像(2020協会撮影)

太田垣士郎資料館(2020協会撮影)

 関西経済界の発展に貢献した財界人。豊岡市城崎町で開業医の家に生まれた。京都帝国大学経済学部を卒業後、銀行、鉄道会社の勤務を経て、1951年(昭和26)、関西電力の初代取締役社長に就任した。当時電力不足で停電が相次いでおり、士郎は社内の仕組みの改革を断行したり、黒部ダムの事業に着工した。黒部ダムの建設は、約513億円におよぶ建設費と、約1万人という労働者を投入し、171人の尊い犠牲と7年の歳月をかけた世紀の大事業であった。また、地元では城崎温泉発展のため、ロープウェイ建設を発案し尽力した。現在、ロープウェイの入口に太田垣士郎翁資料館が建っている。

所在地
文化財指定
問い合わせ
関連サイト https://kinosaki-ropeway.jp/
備考 豊岡市城崎町生まれ
(1894〜1964)

(見学可能施設)
太田垣士郎翁資料館
(城崎温泉ロープウェイ)
TEL0796-32-2530