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もり はな
じろはったん像(2021協会撮影)
遅咲きの新人として名作を残した児童文学作家。1909年(明治42)に朝来市和田山町宮田みやだに生まれ、兵庫県明石女子師範学校を卒業後、小学校教員として教鞭きょうべんをとった。退職後、同人誌で作品を書き始め、1973年(昭和48)、64歳で初めての出版作品となる「じろはったん」を発表。生まれ育った故郷が舞台で、日本児童文学者協会新人賞を受賞するなど、代表作となった。この作品は心優しき知的障害者の青年「じろはったん」と、神戸からの疎開者や地元の人との心の交流が描かれ、ミュージカル作品としても上演されている。地元では「じろはったん」の心の優しさ、思いやりを軸とした村づくりが進められている。
遅咲きの新人として名作を残した児童文学作家。1909年(明治42)に朝来市和田山町宮田に生まれ、兵庫県明石女子師範学校を卒業後、小学校教員として教鞭をとった。退職後、同人誌で作品を書き始め、1973年(昭和48)、64歳で初めての出版作品となる「じろはったん」を発表。生まれ育った故郷が舞台で、日本児童文学者協会新人賞を受賞するなど、代表作となった。この作品は心優しき知的障害者の青年「じろはったん」と、神戸からの疎開者や地元の人との心の交流が描かれ、ミュージカル作品としても上演されている。地元では「じろはったん」の心の優しさ、思いやりを軸とした村づくりが進められている。