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楯縫古墳・外観(豊岡市提供)

楯縫古墳・玄室(豊岡市提供)

楯縫古墳・鉄器(豊岡市提供)

楯縫古墳・土器(豊岡市提供)

 豊岡市日高町鶴岡、円山川まるやまがわ東岸の標高37mの山すそに位置する、直径約30mの円墳。墳丘の大半は流失し、横穴式石室が露出している。横穴式石室は、羨道せんどうの一部が破壊されているものの、石室の全長は13mあまりあり、但馬では禁裡塚きんりづか古墳(養父市)に次いで2番目に大きい。
 そのうち遺体をおさめた玄室げんしつは長さ5m、幅2.3m、高さは3.8m。出土遺物は、大刀、金環きんかん(金メッキを施した耳環じかん)、馬具、鉄鏃てつぞく、土器などで、7世紀前半に築かれたものと考えられる。

所在地 豊岡市日高町鶴岡
文化財指定 県指定史跡
問い合わせ 豊岡市立歴史博物館 -但馬国府・国分寺館- TEL0796-42-6111
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備考 7世紀前半