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にっこういん
日光院(2020協会撮影)
日光院イチョウ(2014ふるさと特派員撮影)
寺伝では、6世紀に日光慶重と言う道士が、草庵を結んで建立したと伝える。真言宗高野山派に属し、本尊は妙見大菩薩。妙見信仰の一大霊場。「日光院文書」は、巻子本6巻などに仕立てられ、未成巻の6面とあわせ、合計97通の古文書で、1269年(文永6)から1579年(天正7)までのもの。内容は主に室町時代の寄進状である。但馬守護の山名やまな持豊(宗全)をはじめ、垣屋かきや・八木・太田垣氏など但馬の有力武将たちの祈願所であった。中世にはその寺領は播磨はりま、因幡いなばにも及んだと言う。
寺伝では、6世紀に日光慶重と言う道士が、草庵を結んで建立したと伝える。真言宗高野山派に属し、本尊は妙見大菩薩。妙見信仰の一大霊場。「日光院文書」は、巻子本6巻などに仕立てられ、未成巻の6面とあわせ、合計97通の古文書で、1269年(文永6)から1579年(天正7)までのもの。内容は主に室町時代の寄進状である。但馬守護の山名持豊(宗全)をはじめ、垣屋・八木・太田垣氏など但馬の有力武将たちの祈願所であった。中世にはその寺領は播磨、因幡にも及んだと言う。