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さんろじ
山路寺(2020協会撮影)
山路寺入口(2020協会撮影)
開創年代は、1047年(永承2)、本尊は十一面観世音菩薩。開山は熊野権現の勧請を盛んに行ったという覚増上人かくぞうしょうにん。1750年(寛延3)の火災により、1753年(宝暦3)に現在の場所に再建された。かつて9カ寺を末寺としていたが、現在はそのほとんどが廃寺となっている。寺宝として、本尊秘仏「十一面観世音菩薩」や、「山路寺障壁画」などがある。「山路寺障壁画」は襖30面・屏風2曲・掛軸3幅で、作者の片山楊谷かたやまようこくは円山応挙まるやまおうきょにも師事した鳥取の絵師。老松図、猛虎図、牡丹孔雀図など、力強い迫力や精緻な描写は、但馬を代表する障壁画である。法会行事として、本尊開帳法会(50年毎)・修正会(1月1日から3日間)などが行われる。
開創年代は、1047年(永承2)、本尊は十一面観世音菩薩。開山は熊野権現の勧請を盛んに行ったという覚増上人。1750年(寛延3)の火災により、1753年(宝暦3)に現在の場所に再建された。かつて9カ寺を末寺としていたが、現在はそのほとんどが廃寺となっている。寺宝として、本尊秘仏「十一面観世音菩薩」や、「山路寺障壁画」などがある。「山路寺障壁画」は襖30面・屏風2曲・掛軸3幅で、作者の片山楊谷は円山応挙にも師事した鳥取の絵師。老松図、猛虎図、牡丹孔雀図など、力強い迫力や精緻な描写は、但馬を代表する障壁画である。法会行事として、本尊開帳法会(50年毎)・修正会(1月1日から3日間)などが行われる。