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わしはらじ・いわやかんのん
鷲原寺(2020協会撮影)
岩屋観音(2015ふるさと特派員撮影)
岩屋観音石仏群(2015ふるさと特派員撮影)
創立年代は不明だが、法道ほうどう仙人が開基したといわれる。1kmほど峡谷を入った奥の院「岩屋観音」には、石仏群が安置されている。観音山の崖の中腹にあり、鎌倉時代に石工心しん阿あが刻んだ十一面観音菩薩など16体の石仏が佇む。花崗岩から丸彫りされ、天井には大日如来像が浮き彫りになっている。この石仏は節分と4月の春の大祭、及び毎月18日の午前中だけ開帳される。 また、「絹本著色仏画十二天像けんぽんちゃくしょくぶつがじゅうにてんぞう」は密教で信仰される守護神で、細部まで丁寧に描かれ力感がある。図には応仁の乱で知られる山名持豊(宗全)の書と花か押おうが記されている。 2月の節分には幸福を祈願して、1周30mもある数珠じゅずを回す「数珠くり」が行われる。
創立年代は不明だが、法道仙人が開基したといわれる。1kmほど峡谷を入った奥の院「岩屋観音」には、石仏群が安置されている。観音山の崖の中腹にあり、鎌倉時代に石工心阿が刻んだ十一面観音菩薩など16体の石仏が佇む。花崗岩から丸彫りされ、天井には大日如来像が浮き彫りになっている。この石仏は節分と4月の春の大祭、及び毎月18日の午前中だけ開帳される。
また、「絹本著色仏画十二天像」は密教で信仰される守護神で、細部まで丁寧に描かれ力感がある。図には応仁の乱で知られる山名持豊(宗全)の書と花押が記されている。
2月の節分には幸福を祈願して、1周30mもある数珠を回す「数珠くり」が行われる。