カテゴリー: # 古墳・遺跡 # 古墳 # 朝来市 # 和田山エリア
いけだこふん
池田古墳・1971年撮影(朝来市提供)
池田古墳発掘場所(朝来市提供)
池田古墳で初めて出土した水鳥形埴輪(朝来市提供)
城ノ山じょうのやま古墳の北西わずか100mの眼下に築造された、但馬では最大の大型前方後円墳。県下最大の全長194mの五色塚ごしきづか古墳(神戸市)等に次ぐ県下4番目の規模を誇る。5世紀前半のもので、墳丘全長135m、前方部幅約71m、後円部径約76m、周濠を含めると全長は160mに及び、ひとりの首長の権力の大きさを示す。埴輪列や葺石ふきいしが確認されており、周濠からは多量の木製品が出土している。 また、水鳥型埴輪およそ30体を出土しており、1つの古墳からの出土数としては、全国最多である。埴輪、葺石、楯型周溝をすべて備えた前方後円墳は、北近畿でも池田古墳と船宮ふなのみや古墳(朝来市)だけである。
城ノ山古墳の北西わずか100mの眼下に築造された、但馬では最大の大型前方後円墳。県下最大の全長194mの五色塚古墳(神戸市)等に次ぐ県下4番目の規模を誇る。5世紀前半のもので、墳丘全長135m、前方部幅約71m、後円部径約76m、周濠を含めると全長は160mに及び、ひとりの首長の権力の大きさを示す。埴輪列や葺石が確認されており、周濠からは多量の木製品が出土している。
また、水鳥型埴輪およそ30体を出土しており、1つの古墳からの出土数としては、全国最多である。埴輪、葺石、楯型周溝をすべて備えた前方後円墳は、北近畿でも池田古墳と船宮古墳(朝来市)だけである。