カテゴリー: # 自然 # 動物 # 但馬全域
ぎふちょう
ギフチョウ(NPO法人コウノトリ市民研究所撮影)
ギフチョウ(2009たじまのしぜんより)
明るい黄色の地に黒の縞模様、後翅にはオレンジ色とブルーを縁どり、真紅のマークも鮮やかな「春の女神」である。アゲハチョウの仲間であるがやや小型で、春、ひらひらと花から花へ舞い飛ぶ姿は実に艶やか。但馬では扇ノ山おうぎのせん・妙見山みょうけんさん・三川山みかわさんなどの山地から、豊岡市内の低山地まで広く生息するが、その数は激減した。 人気のある蝶のため乱獲されたこと、植林によりギフチョウの食草であるカンアオイが育たなくなってしまったこと、カンアオイが育ってもシカの食害にあってしまうことが、ギフチョウの減少に大きな影響を与えている。
明るい黄色の地に黒の縞模様、後翅にはオレンジ色とブルーを縁どり、真紅のマークも鮮やかな「春の女神」である。アゲハチョウの仲間であるがやや小型で、春、ひらひらと花から花へ舞い飛ぶ姿は実に艶やか。但馬では扇ノ山・妙見山・三川山などの山地から、豊岡市内の低山地まで広く生息するが、その数は激減した。
人気のある蝶のため乱獲されたこと、植林によりギフチョウの食草であるカンアオイが育たなくなってしまったこと、カンアオイが育ってもシカの食害にあってしまうことが、ギフチョウの減少に大きな影響を与えている。