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口大屋の大アベマキ(2012ふるさと特派員撮影)

 旧口大屋小学校の南東約1.5kmの山腹に自生するこの「口大屋の大アベマキ」は、樹高16m、幹周り5.6m。樹齢は約400年と推定される、全国的にもまれな巨木。地元では「神の宿り木」として大切にしてきた。ブナ科コナラ属の落葉高木で、「コルククヌギ」と言う異名をもつ。クヌギに比べて樹皮が厚く、灰黄色で、縦に深く裂ける。養父市の大屋地域は、昔から明延あけのべ鉱山を擁する場所として重要な位置を占めてきた。「口大屋の大アベマキ」付近では、幕府直轄の生野代官所と、出石藩との領地争いが絶えなかったと言う。

所在地 養父市大屋町中
文化財指定 国指定天然記念物
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