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寺内ざんざか踊り(2019ふるさと特派員撮影)

【ざんざか・ざんざこ踊り】(再掲)
 「ざんざか踊り」は氏神の夏祭り・秋祭りに、災厄除けや五穀豊穣などを祈願する神事。現在、養父市大屋町大杉、同市八鹿町九鹿、朝来市和田山町寺内、新温泉町久谷の4カ所で継承されている。大杉だけは「ざんざこ」と呼称。名称は同じでも、各所で構成や人数、踏舞の形、歌詞、衣装などは別々で、歌詞の節調すら少しずつ異なっている点が特徴。
 全国各地にも似た踊りが残っているが、「ざんざか・ざんざこ」という名称の踊りは但馬にしかない。「ざんざか・ざんざこ」という呼称は、雨乞いの形容とされるが、有力な説は、締太鼓の「ザンザカ、ザットウ、ザカザットウ」の譜音から導き出されたものであるといわれている。
 「ざんざか・ざんざこ踊り」のように、太鼓を腹につけ、いろいろな依り代となるものを背負ったり、手に持ったり、頭につけるなどして、唄に合わせて太鼓を打ち鳴らしながら踊る民俗芸能を「風流ふりゅう太鼓踊り」という。

所在地 朝来市和田山町寺内 山王神社
文化財指定 県指定無形民俗文化財
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備考 7月第3日曜日