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H30子ども歌舞伎公演(養父市提供)

H18子ども歌舞伎公演(養父市提供)

 全国各地で伝承される農村歌舞伎。農民が歌舞伎芝居を上演したり、旅役者の一座を招いて村芝居をうつなど、農閑期の娯楽として盛んに行われた。
 「葛畑かずらはたの農村歌舞伎舞台」は荒御霊あらみたま神社境内にあるもので、江戸末期、村の有志が葛畑座を結成し、歌舞伎を上演したのが始まりとされる。舞台は民家型入母屋造の茅葺き屋根で、内部は地下で舞台を廻す独楽廻式こままわししき。1892年(明治25)の建造物。田楽返し・スッポン・ブドウ棚・奈落などの舞台機構を備える数少ない農村歌舞伎舞台である。2003年(平成15)には37年ぶりに復活公演が行われた。

所在地 養父市葛畑
文化財指定 国指定有形民俗文化財/県指定有形民俗文化財(葛畑の農村歌舞伎衣装)
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