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芦屋城跡(新温泉町提供)

芦屋城跡(新温泉町提供)

芦屋城跡発掘現場1984年撮影(新温泉町提供)

 室町〜戦国時代の武将、塩冶えんや氏が居城にしていた標高175mの山城。別名「亀ケ城」と呼ばれる。日本海を眼前に断崖絶壁に囲まれた城は天然の要害となっており、諸寄もろよせ港を利用した海上輸送にもゆかりが深い城とされる。1580年(天正8)、羽柴秀吉の弟、秀長による第2次但馬攻めにより落城。城主塩冶周防守えんやすおうのかみは、但馬水軍の奈佐日本助とともに毛利方で活躍したが、鳥取丸山城で自刃した。
 1984年(昭和59)に本丸部分の発掘調査が行われ、建物跡や青磁、白磁、天目茶碗てんもくちゃわん古銭こせんすずりなどが多数出土した。城下に芦屋陣屋跡がある。

所在地 新温泉町芦屋・諸寄
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