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竹田まち並み(2018協会撮影)

旧木村酒造場(2018協会撮影)

寺町通り(2018協会撮影)

 戦国時代を代表する山城・竹田城の城下町。1998年(平成10)、完存する山城遺構としての竹田城跡を中心とした景観形成が、兵庫県景観形成条例の景観形成地区に指定された。JR竹田駅前の道が旧街道で、線路と並行して古い家並みが続く。1600年(慶長5)に竹田城が廃城となって以来衰退したが、竹田椀の産地として知られ、その職人は寛政年間(1789〜1801)には漆塗業者も含めて150戸を数えたと言う。
 竹田は観音町・米屋町・殿町など9つの小字に分かれている。大正年間までは、旅館・料理屋・茶屋・菓子屋などの商店が軒を並べ、漆器、家具を業とする店も多くあった。今、町並みを歩くと伝統的な商家の建物が多く残っており、立派な本うだつを始め、伝統的な切妻造の家屋や虫籠むしこ窓が各所で見られる。
 かつて武家屋敷があったと伝えられる寺町通りは、道筋に歴代竹田城主の菩提寺が4カ寺並ぶ。通りに沿って流れる小川と白壁の塀、寺にかかる石橋はすべて江戸時代につくられたもので、中でも初代城主・太田垣氏の菩提寺「常光寺じょうこうじ」の石橋には、最も古い「宝永4」(1707年)の文字が刻まれている。寺町通りは虎臥城こがじょう公園とともに遊歩道として整備されている。また、江戸時代から続いた造り酒屋で、現在はホテル、レストランなどの観光施設になっている「旧木村酒造場」が、2015年(平成27)7月、国の文化財建造物に登録された。

所在地 朝来市和田山町竹田
文化財指定 朝来市景観条例景観形成地区
問い合わせ
関連サイト http://wadayama.jp/
備考 ●国登録有形文化財(建造物)
 旧木村酒造場

※ガイドあり
情報館 天空の城
TEL079-674-2120