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蔵雲寺(2020協会撮影)

蔵雲寺(2020協会撮影)

 室町時代の画僧、明兆みんちょうの作と伝わる「絹本著色十六羅漢像けんぽんちゃくしょくじゅうろくらかんぞう」を所蔵する。明兆は兵庫県淡路島で生まれ、京都・東福寺に入り、画僧として多くの秀作を残した。蔵雲寺の十六羅漢図は4幅入り4重の桐箱に収納され、中国の仏画を手本とした新しい水墨画の技法がみられる。また、大石内蔵助おおいしくらのすけの妻理玖りくの祖父、石束毎術いしつかつねやすゆかりの千体仏も所蔵する。

所在地 豊岡市但東町中山
文化財指定 県指定文化財(絵画)絹本著色十六羅漢像
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