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浅田貞次郎翁銅像(朝来市提供)

播但鉄道機関車(朝来市提供)

旧浅田邸・旧吉川邸(現口銀谷銀山町ミュージアムセンター)(2020ふるさと特派員撮影)

 1868年(明治元)、日本初の官営鉱山となった生野鉱山には、国内外から有能な人物が集められた。人や物の交流があり、最先端の文化が持ち込まれた鉱山町からは、文化人も巣立っていった。

 県議会議員、衆議院議員として活躍し、播但ばんたん鉄道建設や生野銀行設立に関わる。福本藩士(神河かみかわ町)の子として生まれ、17歳の時に、生野銀山の地役人・浅田家の養子となった。1896年(明治29)の生野鉱山民間払い下げの際には、町民の永年にわたる協力を政府に訴えるため恩賜金おんしきんの確保に奔走し、町政の振興に多大な貢献をした。口銀谷くちがなや地区の姫宮神社には銅像が建立されている。

所在地
文化財指定
問い合わせ
関連サイト https://www.city.asago.hyogo.jp/0000000366.html
備考 神河町生まれ
(1855〜1942)

(見学可能施設)
口銀谷銀山町ミュージアムセンター
(旧浅田邸・旧吉川邸)
TEL079-670-5006