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せんげんじ
浅間寺(2019協会撮影)
戦国期の武将で八木城主・八木豊信とよのぶは、1573年(元亀4)に薬師如来像・十二神将像じゅうにしんしょうぞうを修復し、日光菩薩立像と月光菩薩立像を寄進して、浅間寺を特別に保護した。平安時代後期に造立された「薬師如来坐像」は寄木造で、肉身を漆箔しっぱくとし、着衣に朱を彩っている。面部の幅は広く、螺髪らほつは細かく、衣え文もんの彫りはやや浅い。1702年(元禄15)に建立した薬師堂の蟇股かえるまたには、中国説話の二十四孝の中の17話の彫刻が刻まれている。
戦国期の武将で八木城主・八木豊信は、1573年(元亀4)に薬師如来像・十二神将像を修復し、日光菩薩立像と月光菩薩立像を寄進して、浅間寺を特別に保護した。平安時代後期に造立された「薬師如来坐像」は寄木造で、肉身を漆箔とし、着衣に朱を彩っている。面部の幅は広く、螺髪は細かく、衣文の彫りはやや浅い。1702年(元禄15)に建立した薬師堂の蟇股には、中国説話の二十四孝の中の17話の彫刻が刻まれている。